◎そもそも「気」とは？

「気」とは色々な説明、定義がありますが、

ここではあえてわかりやすさを最重要視して説明すると・・・。

「身体の中にある生命エネルギーの様なもの」

と思っていただくとわかりやすいと思います。

気は科学的に証明されたものではないので、

一般の方は各自がわかりやすく理解できてればそれで良いのです。

そうご理解して以下お読みください(^-^)/。

◎整体と気の関係　

整体とは体の痛いところ、辛いところを改善させるために行う手技療術です。

この体の痛いところ、辛いところに対して色々な捉え方、考え方があります。

整体は東洋医学の手技療術なのでその考え方は東洋医学の概念が基本です。

東洋医学では体の痛いところ、辛いところの状態を

「気が滞っている」

「気が不足している」

「その両方である」という考え方をします。

判別はその時の症状で見分けます。

ともかく不健全、不健康である状態というものを

気の状況と関連させて考えるのです。

そして東洋医学を勉強し、

整体の実戦経験を積むと、

この患者さんの気の状況、判別が

かなり正しく出来る様になってきます。

但し、ここで言う正しいというのは結果が伴って初めて実証されます。

例えば・・・・。

「この患者さんは気が滞っている。」

「だから気を通してあげる施術が症状改善に有効だ。」

そう気の状況を判断して、症状改善のために

「気を通してあげる施術」をしたとしますね。

その結果、患者さんが本当に楽になってくれて、

症状の改善があって初めて、その患者さんの

気の状況、判断が正しかった・・・ということになるんです。

施術内容とともに。

これはお分かりいただけると思います。

もし、患者さんの症状が改善しなかった時は

その気の状況、判断が間違っていたか。

施術内容が間違っていたかになります。

その両方もありますね。

私は常にこれを意識して施術しています。

気の状況判断とそれに合った適切な整体の組み合わせを。

なので患者さんの症状の判断がかなり正確になりました。

もちろんこれを言えるのは施術後の結果が良いからです。

そしてその施術後の結果が施術前の自分の思うものとかなり一致するようになりました。

これはつまり、結果的にその意識が

気の状況、判断とその判断に応じた

施術の組み合わせをより的確なものにしている・・・

ということだと思います。

そういう意識もなく施術して結果オーライの施術とは違うのです。

患者さんの症状というものは気に関して言えば

①滞っている

②不足している

③その両方

のどれかです。

うちに来ている方で気の状況が正常なんて方はいませんから。

逆に言えば気の状況が正常でないから痛いや辛いがあるんです。

東洋医学の発想、概念ではね。

気の他に東洋医学では

「血」と「津＝水」も正常な状況にないと体が痛くなったり、辛くなったりすると考えられています。

そしてこの「気、血、津」はそれぞれに密接に関連しています。

全てを説明したらキリがないので今は省きますが

現実に最も施術で改善効果を示すものは「気」だと思います。

私の２１年の整体経験からそう思います。

なので患者さんの気の状況をより正確に判断してそれに適した施術をすること・・・・・が重要なのです。

①気が滞ってる患者さん

　　　　　↓

気を巡らせる＝巡気、導気の整体

②気が不足してる患者さん

　　　　　↓

気を補ったあげる＝補気の整体

③両方の患者さん

　　　　　↓

両方＝巡気、導気、補気の整体

これを常に患者さんの症状に合わせて選択して施術すること。

これが最も重要且つ効果的な施術なのです。

それが出来るとこのような結果が出せるようになるのです。

　　　　　　　　↓

ビフォーアフター＝改善実例

このテーマは更に続けてゆきます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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