今日はこの「身体を温める」と言うことについてちょっと詳しくお話ししたいと思います。

今のこの時期にそれを知っておくことはとても有意義だと思いますので。

身体を温めると言うこと・・・・・これをもっと具体的に言うと・・・・それは身体の血行を良くすると言うことです。

この血行を良くすることで身体はより正常に働き、本来の能力を発揮します。

何故なら全身に60兆個あるといわれる各細胞は血液から酸素と栄養をもらうことで初めて正常な生命活動を行えるからです。

筋肉細胞も神経細胞も線維芽細胞も・・・その他のすべての細胞も・・・。

私たちは酸素を吸って呼吸をし、食事をして栄養を摂ることで生きている・・・正にそれは人体のマクロの部分で行っている行為ですがその行為は細胞と言うミクロの部分でもまったく同じことが行われているわけです。

そしてそのミクロの部分で細胞に栄養と酸素を供給してくれているのが血液であり、其れを運んでくれているのが血管であるわけです。

だから血行が良くなると各細胞が元気になりその結果身体全体が元気になる分けです。

そうすると・・・・

①免疫細胞が元気になって細菌やウイルスに感染しずらくなる。

②かりに感染しても回復力が高まり早く良くなる。

これが風邪予防に役立つ理由なわけです。

③脳の神経細胞が活発になり勉強中の学習能力（集中力、記憶力、思考力等）も仕事中の勤労能力（集中力、記憶力、思考力等）が高まる。

⑤上皮細胞が元気になり皮膚の新陳代謝が促進されてお肌の張りやつやがよくなる。

ですから思わぬ改善、回復の効果が身体のどこにどう表れてもおかしくないわけです。

そしてその血行を促進するための最も有効な方法が・・・・

人の手による手当ての整体であるわけです。

機械や電気、薬等では、あの、人の手による気の交換の効果が生まれませんから。

（東洋医学では血の流れを導くものは気だという思想があります。）